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2009年07月23日

東京デスロック 多田淳之介
僕自身、今は演出しかしていません。作家によって書かれた戯曲を、時には時代を超えて、その戯曲には今何が描かれているのかを舞台に存在させる作業が楽しくてたまらないからです。演出家とはそういう仕事なのです。
そして「3人いる!」は、僕が最後に書いた戯曲です。去年は高校生が文化祭で上演してくれました、そして今年は飴屋さんが演出してくれるとは、なんて幸せな戯曲だろう。しかし、演出家としては相当やりにくい戯曲です、でも飴屋さん
ならやってしまうんでしょう、そして間違いなく相当面白く…。
「3人いる!」には、今何が描かれているのか、僕自身それを知りたくてワクワクしています。もちろん同時に飴屋さんの演出に嫉妬することでしょう。先日僕の師匠である平田オリザが、自作の飴屋演出を観て「自分より面白い」と嬉しそ
うに言ってました。僕もそれに習って「飴屋さんの方が面白かったです。」と嬉しそうに言うことでしょう。それが戯曲にとっての幸せなんだと思います。
飴屋さん、どうぞ幸せにしてやってください。
 
ハイバイ 岩井秀人
2007年に『3人いる!』に出演させてもらいました、ハイバイの岩井です。この作品は、男岩井の人生最高に『台詞が覚えにくい』作品でして、舞台上には一人しか俳優がいないけど、実は役人物は一杯いたりして、自分が3秒くらいの間に3〜9役やらなきゃいけなかったりして、俳優としてこんなに猛スピードに自意識をチェンジチェーンジしなくちゃいけないものは初でした。そして何より、その猛スピード自意識チェーンジチェンジに、お客さんがついてこれちゃう仕組みと、お客さんてものの想像力のたくましさに、驚きました。まだ見たことない人は、絶対見てください。見たことある人は、好きにしてください。
 
シアターガイド 熊井玲 
 
07年のリトルモア地下での再演時(※)、アフタートークで「見てください! こんなすっごい台本なんですから!!」と出演者の岩井さんが客席に台本を配ったのが忘れられない。一読しただけじゃ、どこまでが誰のせりふなのかも分からない、複雑な譜面みたいな台本だった。アレが再び上演されるという。しかもあの、飴屋演出で。そんなの絶対に面白くなるに決まってる。期待するな、というほうが無理だ。(※)初演は2006年東京・下北沢)
  • 会場・お問合せ
  • リトルモア地下 
  • 電話 03-3401-1042(平日10時~18時)
  • 151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-56-6-B1F (JR山手線原宿駅竹下口より徒歩8分)
    ※会場には駐車場・駐輪場はございませんので、公共の交通機関のご利用をお願いします。
  • URL http://www.littlemore.co.jp/chika/
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