HIMEX隊のサーダー、プルバ・タシからひとこと。 

ソーリー、ナオキサン、がんばったけど、無理だった

5月4日、世界最強のシェルパ、プルバがC2からBCに帰ってきた。ローツェフェイスの落石のため、C3から上のルート工作ができないまま、引き揚げてきたのだ。プルバはBCを出るとき「頂上までのルート工作が終わるまでBCには帰ってこない」と言って、出て行ったのだ。そのプルバが、何もできずに帰ってきた。今までそんなことは一度もなかった。彼がC2のテントからローツェフェイスを見上げている姿が目に浮かぶ。彼の「ソーリー」という言葉を聞いて、グローブのような分厚い手と握手をしたとき、涙が出そうになった。ありがとうよ、プルバ。