はじめに:マカルー編

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 マカルーの標高は8,463 メートル、世界第4位のローツェに次いで、第5位の標高を誇っている。どこのルートから登っても容易ではなく、難しい山としても知られている。

 マカルーのベースキャンプには、前回のアマダブラム登山の際に訪れている。あそこで眺めた巨峰マカルーの光景が、今回の遠征の出発点にある。

 マカルーのような困難な山に果たして自分は登れるのだろうか・・・。登れても登れなくても、そろそろヒマラヤ通いに一区切りをつけたいと思っている。2011年から、ほとんど春と秋をヒマラヤでの撮影に費やしていて、一年の半分は日本にいない。好きでやっているからいいのだが、しかし一方で作りたい写真集も作れないし、仕事もままならなくなる。なんだかローツェやアマダブラムの出発前にも同じようなことを言っていた気がするのだが、今度こそマカルーで、ヒマラヤ通いに区切りをつけようと思っている。だから、このブログのサブタイトルにも「最終章」という言葉を入れた。

 今回の遠征でも、エベレスト&ローツェのときと同様に、登り慣れたロブチェピークで高所順応を行う。だから、ルクラからエベレストBCまで行き、その後にロブチェピークに二回登って順応するところまでは、例年と同じ。その後、ペリチェからヘリでマカルーBCに入り、マカルーの頂を目指す予定だ。

石川直樹


マカルーへのみちのり