ペリチェに2日間滞在 

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4月5日

 朝7時朝食、朝8時にポルツェを出発。ポルツェからパンボチェへ向かう道は、エベレスト街道の中でも最も美しい風景が見られる区間ではないだろうか。前方には、エベレストやローツェやアマダブラム、右手にはタンボチェの寺院やタムセルクの山容が見渡せる。しかも、トレッカーがほとんどいないので、ゆったりと歩くことができる。

 エベレスト“街道”などと呼ばれるので大きな道を想像する人がいるかもしれないが、基本的にどうにか人がすれ違えるほどの幅しかない。そこをひたすら歩いて行くのだ。
 パンボチェの古い寺院は改築中だった。中に入らせてもらい、20ルピーをお布施として渡す。パンボチェのゴンパゲストハウスを経営しているナムハさんは、1971年に植村直己さんと一緒にエベレストへ向かったシェルパである。植村さんと一緒に写った写真などを見せてもらった。ナムハさんは、もう70歳を超えていると思うのだが、流暢な日本語を話した。「わたしは日本に行ったとき、低山病にかかりました」と言うので、おかしかった。4000メートルのパンボチェで暮らすナムハさんは、日本を訪れた際、体調を崩したのだそうだ。そのことを、彼は“低山病”と言ったのである。

 パンボチェからショマレへ行き、ショマレの茶屋で昼ご飯を食べた。グループのなかのトレッキングチームに、だいぶ調子の悪い人がいて、いくら待ってもこない。このあたりから経験のない人には高度の影響が色濃く出てくるだろう。

 ショマレからペリチェパスを通過し、ペリチェの村へ。午後の早い時間に到着した。今のところ調子はすこぶるいい。

*写真はパンボチェのナムハさん。1971年のエベレスト国際隊に同行。植村直己さんと親交があった。