クムジュン村の休息。 

4月3日

 クムジュン村のタシ・フレンドシップロッジで6時半起床。7時から朝食。

 朝食後、散歩へ。イエティの毛皮が置いてあるゴンパ(お寺)へ遊びに行った。ちょうどプジャをやっている最中だったので、お賽銭を置いて、登山の無事を祈った。

 その後、エベレストビューホテルへ向かう途中に、ペマ・シェルパの家でお茶をごちそうになった。ペマは日本語が話せるシェルパで、エベレストやチョオユーなどに複数回登頂している。今年はどこかの隊に入ってローツェに登るそうで、いまカトマンズにいるという。奥さんがクッキーやミルクティを出してくれた。ミルクティを一杯飲み干す直前に、奥さんがミルクティをついでくれる。いくら断っても、飲め飲めと譲らず、結局3杯も飲んでしまった。

 エベレストビューホテルは、各国からきている登山者でいっぱいだった。しかし、あいにくの天気でエベレストもアマダブラムも見えず。昼食にホットレモンと親子丼定食を食べた。

 ぼくは一人でエベレストビューホテルに残り、仕事をしていた。外はみぞれ。今日は天気が悪い。夕方、一人でロッジへ帰った。ロッジの前では、プルバの双子の息子が他の子どもたちと野球をしている。彼らは一日中ここで遊んでいるが、学校はいま休みなのだろうか。

 隊のメンバーには、アメリカ、イギリス、ノルウェー、ロシア、ラトビア、エクアドルなどなど、様々な国の人がいる。今は混沌としているが、ここからどんどん脱落していくのだろう。色々な言語が飛び交うこういう国際隊の雰囲気が、ぼくは好きだ。心細さも当然あるのだが、それ以上に、見知らぬ人と話し、個々人の身ぶりに触れるだけで、楽しい。

 体調はすこぶる快調である。年々高所に強くなっていく気がする。

 20時過ぎに就寝。

*写真は、イエティの毛皮が祀られているクムジュンのゴンパ内。僧侶が祈りを捧げていた。