帰国の途へ。 

5月11日
カトマンズ。

 ハイアットで朝食。昼食は『桃太郎』で麻婆豆腐。
 夕食はタメルの『ヒマリ・キッチン』でダルバート、その後『レゲエ・バー』へ。

5月12日
カトマンズ。

 ハイアットで朝食。午前中はバグマティ川沿いのスラムが警官によって壊されたと聞いて、様子を見に行った。川沿いの家々は、無残な姿になっていたが、住民たちはどうにかバラックを再建して暮らしを立て直そうとしている。川はおそろしく汚染されていて、臭気を放っていた。

 昼食は近くのキドホテル内にある日本食『田村』で、味噌豚焼き定食。
 夕食はハイアット近くの『スパイシーレストラン』で、ダルバート。

5月13日
カトマンズ。

 タメルの『ピルグリム・ブックストア』で、本などを買いこむ。ピルグリム・ブックストアには世界中のヒマラヤ関係の本が置いてあり、本好きににはたまらない場所である。

 夕食は、ヒマラヤのドンキホーテこと宮原さんとご一緒する。今度はポカラに新ホテルを建設予定とのこと。数年後の完成が楽しみである。宮原さんに天ぷらそばをごちそうになった。

5月14日
カトマンズ。

 カトマンズ到着時に買ったフルーツジュースを部屋のテーブル上に放置していて、冷蔵庫にも入れずに毎日少しずつ飲んでいたのだが、今日になって腐ったような臭いがした。味も多少酸っぱかったのだが、まあいいやと思って飲んだら即座にお腹を壊した。人間の身体は実に正直に出来ていて、感心する。

 お腹を壊しているので、昼食は食べず。というか、気持ち悪くなり、吐き気もあって、食事どころではない。エベレスト街道でお腹を壊さず、高級ホテルのハイアットでお腹を壊すとは愚かの極みである。

 電話でタイ航空の便の日時を明日に変更し、その後ボダナートへ向かった。
 夕方のボダナートの光は柔らかく、そして美しい。何周かまわった後、寺でお参りをした。
 夕食は『ヤクレストラン』で、中華料理。お腹がアレなので、ほとんど食べられず。それはともかく、ボダナートは喧噪のカトマンズにあって唯一安らげる場所である。

5月15日
カトマンズ→バンコク。

 エイドリアン、ウディ、ブライアンという三人のガイド、そして医師のモニカは、バンコクで休養(豪遊?)する模様。ぼくと同じ便のタイ航空に乗り込むことになった。

 荷物が重すぎて、超過料金を680ドルも徴収されてしまった。スターアライアンスのゴールド会員なのでいつもは荷物の重量に関しても多少は大目に見てくれるのに、今回はカウンターの兄ちゃんが厳しい人で、運が悪すぎる・・・。

 ジョムソンでアグニ航空の飛行機が墜落した、と地元新聞に出ていた。たびたび墜落するネパールの飛行機やヘリコプターには、いつも冷や冷やさせられる。バンコクのタイ航空のラウンジで、地平線通信の原稿を送った。
 夜、成田行きのタイ航空便に乗り込む。

5月16日
バンコク→日本。

 朝、成田着。ついに帰国してしまった。すでに次のネパール行きを夢見ている自分は、完全なヒマラヤ病かもしれない・・・。