フィリピンより。 

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 フィリピンにいる。

 「黒魔術の島」と呼ばれるシキホール島に行き、マニラに戻ってきたところだ。音楽家の大友良英さん、社会学者の開沼博さんと来ていて、これから同じメンバーで東南アジアを転々と旅することになる。このフィールドワークの詳細は、また別の機会に。

 奈良美智さんと大友良英さんは、ぼくにとって「ザ・美術家」と「ザ・音楽家」の双璧である。お二人ともとても似ているし、とても似ていない。敬愛する全身アーティストの先輩二人と共に行動し、旅ができる自分は、本当に幸せだなあ、と思う。全力で向き合いたい。

 IMAギャラリーでは相変わらず展示の真っ最中。
 写真展だけではなく、ギャラリー前のショップでは『6000メートルまでは読書できる』と称して、ぼくがヒマラヤで読んでいた本を並べて、ミニブックフェアを開催している。正確に言えば6400メートルまでは読書できるし、欲望もある。が、それより標高が高くなると、生きることに精一杯で読書なんてできなくなる。そのスレスレのところで触れていた本のリストは会場で配っているので、ご覧ください。ヒマラヤ写真集シリーズ全4冊ももぜひ。

 また、ぼくはヤクの像や人形のコレクターでもあって、ヒマラヤ界隈でヤクのそれを見たときは必ず購入するようにしている。会場ではネパールの山奥で手に入れた銅のヤクを展示しているが、写真展の関連グッズとして、ヤク人形を制作した。合わせてイエティ人形も、アーティストの土屋さんの協力で作っていただきました。これらも併設されたショップにあります。

 以下は、繰り返しになる部分もあるけれど、告知。

 9月6日から10月12日まで写真展『AMA DABLAM/GLACIER』が、恵比寿に新しくできたOVER THE BORDERという小さなギャラリーで開催される。原耕一さんがデザインしてくれたヒマラヤポスターもお披露目。

 9月10日〜23日、銀座ニコンサロンにて写真展『国東半島』開催。初日10日に東京芸大の伊藤俊治先生と対談します。

 9月12日〜14日、沖縄で6人の写真家(野村恵子さん、大橋仁さん、百々新さん、亀山亮さん、森栄喜さん、石川)による第一回ワークショップ写真学校を開催。
 ワークショップは、今も参加者募集中。その後、ぼくは宮古島に行き、中学や高校で話します。

 9月19日夜、外苑前で開催される『TOKYO ART BOOK FAIR』でトークイベント。

 9月21日、北海道の東川町で開催される『東アジア写真文化国際フォーラム』で講演。

 9月24日、六本木のIMAギャラリーで、VACANTできちんとできなかったマカルー報告会をします。

 9月25日、銀座のガーディアンガーデンで開催されるERICの写真展で、ERICと対談。ERICとは古いつき合いです。

 9月28日、原宿VACANTで、TOO MUCH MAGAZINE主催のいつものトーク。今回は「国東半島」をテーマにやります。会場で、写真集『国東半島』『髪』(青土社)を先行発売予定、たぶん。(9月8日9日10日と2冊の写真集の印刷立ち会いで京都と東京を往復します。印刷さえうまくいけば、28日に販売できるはず)。

 ではでは、みなさん、どこかの会場で会いしましょう!

*写真は、フィリピン・シキホール島の地図。