下山後の備忘録。

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7月29日
BC

 下山して、はじめてBCで寝る。マイ寝袋、暖かい。天国。5000メートルのBCは、とても落ち着ける家。

 朝、起きるも、死んだように無気力。いつも最後のプッシュで着ていた服などを忘れてしまうので、以下、忘れないうちに書いておく。

備忘録

靴:
 スカルパ・ファントム8000+ブラックダイヤモンドのアイゼン
*ミレーから変えて良かった。とても履きやすい。

靴下:
 五本指アンダーソックス、スマートウールのアンダーソックス、スマートウールの一番厚い靴下
*靴下は三重。その代わり、ファントム8000のインソールはとる。

体:
 薄手のアンダー上下。その上に上半身だけアイスブレーカーのメリノウール、ノースフェイスのストレッチフリースのワンピース、ノースフェイスのダウンパンツ、ノースフェイスのアコンカグアジャケット。
*フリースの上にカイロを貼ったら暑すぎた。
*ノースフェイスのダウンワンピースは、K2のキャンプ3に埋葬。8000メートルそこそこのブロードピークはワンピースなくて大丈夫。ワンピースは8500メートルくらいの山から必須。

手袋:
 スマートウールのアンダーグローブ、ノースフェイスのグローブ。
*名称を知らないのだが、ノースフェイスの最厚五本指グローブは良い。下りでそのグリップ力の良さを感じる。

頭:
 パタゴニアの目出帽。
*ストレッチフリースの薄手の生地でできており、これより薄い目出帽を見たことがない。どこかのメーカーで作ってほしい。目出帽は薄くないと使えない。

ザック:
 ノースフェイスのコブラ52。いいパックだが、前のモデルのほうが軽くてよかったような。デザインは良くなっている。

サングラス:
 KAENONのハードコア。ゴーグルは持っていったが、今回も使用せず。いいサングラスがあれば、ほぼゴーグルは使わない

その他:
 ブラックダイヤモンドのハーネス、ピッケル、カラビナ、ヘッドランプなど。サーマレストのネオエアー枕を初めて使ってみたが、軽いし、とてもよい。今後必ず持って行く。テントシューズとして、ノースフェイスのダウンシューズ。冬の東京で履いている人なんかを見かけるが、あれは外履きというよりは内履きに適している。テントの中でも履き、テントの外に出てトイレに行くときにも履く。BCなどでは履かない。

マット:
 サーマレストの女性用。とても良い。

食べ物:
 駅のキオスクとかでも売っている、なんとかスナイダースだったか、まったく名前を思い出せない、堅めの割れたクラッカーみたいなのは、食べられる。味も複数あってよし。洋モノ系のパッケージで本当に名前が思い出せない。そこそこカロリーもあるので、今度からこれを持って行くべし。

 あと高級そうな果物の缶詰は昇天する美味さ。重くても必ず持参。今回は白桃。誰にいただいたものだったか覚えてない・・・。

 おかき系も食べられる。米からできているんだから「おれはいま米を食べているんだ」という気持ちになって心強い。ビスケットも普通に大丈夫。

 アルファ米はもう食べられない。今回は一つも食べてない。予備に1、2個持って行けば十分。スープ系は研究が必要。石や毛やゴミの入った雪水でもおいしく食べられるスープを探すべし。

 熊本から送ってもらった乾燥納豆「こるまめ」最強。他社の乾燥納豆はだめ。同じく熊本から送ってもらった「めるころ」?だったか、そんな感じのメーカーが出しているフルーツ入りのゼリーも昇天する美味さ。ビニールのソフトパッケージもよい。

 高所食は乾物ばかりになってしまうので、とにかくスープ系の高所食を探す。

 カップラーメンのような容器付きのおしるこ、よかったのだが、餅が一つしか入っておらず、足りない。しゃぶしゃぶ餅を持って行くべきだった。次から忘れないようにする。

カメラ:
 マミヤ7Ⅱとコダックの220フィルム5本。デジカメはオリンパスのOMDの最新のもの。最後のプッシュ二回のとき、OMDを首から下げていった。防水なので、スノーシャワーの中でも動いてくれた。が、二度目のプッシュのとき、一度目のプッシュのときにかぶった雪が溶け、それが凍ってしまい、電源部分のスイッチが凍りついて動かなくなった。ピッケルで氷を壊そうとしてもダメで、電源部分に唾液を付けて溶かそうとしたが、無理だった。電源部分を舌でべろべろなめまわし、歯でかみ、ツバもつけまくったのだがどうにもこうにも凍ったままだった(せっぱ詰まってカメラに口からかじりついていたので、端から見たら頭がおかしくなったように見えたと思う)。なので、最後の二回目の明るくなってからのプッシュのときは、デジカメでは写真も動画も撮れなかった。というわけで、プッシュの時は、なるべくカメラを首から下げないほうがいいと思うが、一方で、ザックからカメラを取り出すことなど不可能に近い。一番いいのは、首からカメラを下げつつ、ボタン部分が凍らないように軽いカバーを上部に付けることだと思われる。次からこれを試す。

 *写真は、ブロードピークのキャンプ3から、上部を見上げたところ。