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第1回:山田なおこさん登場! その1
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20090126
2008年11月11日。山田なおこさんという写真家が、
写真集『スナック』をリトルモアから出版しました。
「あら、いらっしゃい。今日は何かいいことあったみたいね~。」
表紙に写るママは満面の笑みを浮かべて、
そんなことを言っているみたいです。
本を開くと、一口にスナックといってもいろんなスナックがあるんだと驚かされます。
そしてこの本には本当に沢山のママが登場するのですが、
ひとりひとりがとっても個性的で、魅力的で、
見ているうちに顔が自然とほころんできてしまいます。
そういえばスナックって一度も行ったことないなぁ…。
この写真集を見てスナックに興味が湧いたものの、
実際のところスナックがどんな場所か分からないし、不安だし、
どうしよっかな~、やっぱり怖いし止めとこうかな~、
でも一度は行ってみたいしな~、でもな~、
うーん、 全く煮え切れない。
そうだ!山田なおこさんにスナックのこと、聞いてみよう!
というわけで、わたくしリトルモア社員、里本がお話を伺ってきましたよ。
里本(以下S):今日は突然すみません。
山田(以下Y):いえいえ。

みなさま、この方が山田さんです。写真集の表紙の方が山田さんだと、よく勘違いされるらしいですが、この方が山田さんなんですよ。やさしくて、頼りがいのあるお姉さんです。
S:山田なおこさんにスナックについていろいろ伺おうと思っていまして。
写真集『スナック』、とっても面白かったです。
どうしてスナックの写真を撮ろうと思われたんですか?
Y:わたしがスナックを撮り始めることになった経緯ですか?
10年くらい前にフリーのカメラマンになったんですよ。
ただ、カメラマンとしての仕事はそんなに多くなかったので、なにかアルバイトをしようと思ったんですね。
それで、求人誌を見て探していたら、スナックの求人広告が目に入って。
どうせなら、やったことないことをやろうと思っていたので、興味をもったんです。
それまでに、スナックで飲んだりしたことはなかったんですが、
お酒は嫌いじゃないし、場所が近所だったのも良くて。
それに時給も結構良かったし、ちょっとやてみようかなぁ、という気になったんです。
S:それで、そのスナックに行ってみたんですね?
Y:うん。求人には、普段着OKって書いてあったんで、
Tシャツとジーパンで面接にいったら、お店のママにあきれられちゃって。
「あんた、なめてんの?」って。
S:こわい!
T:それでも、やる気があるなら来てみれば?って言ってくれて、そこで働くことになったんです。
S:じゃあ山田さん、スナックで働かれていたんですね。
Y:でも、服とかお化粧のしかたとか、全然わかんなかったんですよね。
スナックで働き始めるまで、ジーンズしか持ってなかったからね。
ママからは、色気がないとか、服装が喪服っぽいとかで叱られつつ、
少しずつ覚えていきましたけど。
あと、最初はしゃべるのも苦手だったんです。
S:全然スナックに向いてないじゃないですか!
Y:そうそう(笑)。
そこのお店は、ボックス席とカウンターがあって、
ボックス席にいくとしゃべんなくちゃいけないから、
カウンターのなかに入って、ずっと洗い物をしてました。
そのことでもママに怒られましたね。
S:それは怒られますよ~。
Y:それでも、常連のお客さんが、逆に気をつかって接してくれたりするうちに、
だんだんとしゃべれるようになったんですけど。
ママはすごく自然に、そういうことができる人だったんです。
かっこいいなぁって思って。
S:できない側から見ると、本当にかっこよく映るんですよねぇ。
Y:ちゃんと周りを見て動いていて、しゃきしゃきしていて、
だけど女らしさも持っているんですよ。
ママはキャリア・ウーマンだと思いました。
いわゆるキャリア・ウーマンとは違うんですけど。
S:じゃあ、ママをかっこいいと思う気持ちが、スナックを撮り続ける原動力となっているんですね。
Y:そう。
最初に、そのママを撮らせてもらったんです。
それと、そこで働いている女の子達も撮って。
それがスナックを撮るきっかけになったんです。
続きます!


