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第4回:で、結局スナックってどんなところなんですか?
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20090213

今回の山田さんは真剣です。そしてこれは、真剣な表情の山田さんの写真です。
S:ぼくはこの写真集を見るまでは、スナックって基本、乾き物がでてくるイメージがあったんですが。
亀の手の料理の写真とかが挿入されてますよね。

ご覧の通りの食べ物です。フジツボの仲間だそうです。ゲェ~。
でも、おいしいんですよ。(写真は写真集『スナック』より)
Y:亀の手!おいしかったなぁ。
料理はスナックにもよるんですけど、沖縄のスナックなんかは凄い量の豚肉料理とか出てきますよ。
それもお通しとして。
S:(笑)。
僕は一度もスナックに行ったことはないんですけど、随分スナックのイメージが変わりました。
ただ、行くのを躊躇している理由の一つに、高そうっていうのがあって。
Y:う~ん。やっぱりチェーン店の居酒屋に比べたら、安くはないと思います。
私が務めているお店だとチャージが3000円で、それプラス頼んだものですね。
ボトルキープが1本5000円くらいかな。
S:なるほど。想像してたよりは安いです。
あと、スナックってお店の中が見えないようになってるじゃないですか。
あれも入りにくいんですよね。
Y:スナックって、どこかママのお家感覚のところがあって。
外から見えないのは、確かに不安かもしれないけど、いったん入ってしまえば親密感を感じることができるんですよ。
S:そういえば、お店の中にまごの手がぶら下がってたり、
家庭的な部分がちらほら見えますもんね。居心地はいいのかもなぁ。

こちらは、「COFFEE & SNACK TOM」の祝澄子ママです。後ろには確かにぶら下がっているまごの手が。突然かゆくなっても安心ですね。(写真は写真集『スナック』より)
Y:うん。飲んでいて安心できると思います。
ママとしては、来たお客さんをきちんともてなせれば良いと考えているので、外から見えている必要を感じていないんですよね。
S:そっかぁ。
実際のところ、若いお客さんってスナックに来ていますか?
僕なんかは、自分みたいな若造が行っても相手にされるのかなぁって、不安に思ってしまうんですけど。
Y:いますよ~。
といっても、私が働き始めた頃に比べて少なくなりましたけどねぇ。
やっぱり景気が悪いせいもあると思うんですけど。
決して安くはないですからね。
でも、もっと若い人に行って欲しいなぁ。
私は、本を見たり映画を見たりっていう選択肢の中に、スナックに行くっていう選択肢があっても良いんじゃないかと思ってるんです。
S:スナックを本や映画と並列に考えるんですか?
それぐらいの価値があると?
Y:うん。絶対あると思います。
スナックって出会いの場でもあるんですよ。
いろんな職業の人達がお客さんとして来ていて、年齢もばらばらで。
そういう、自分のことを知らない人達と飲めるって、すごく良いことだと思ってるんです。
色々な話を聞けるし。自分とは価値観が全然違う人も、きっといると思うんですけど、そういう人と話すと、自分の考え方を軽く飛び越えてくるような言葉で返事が返ってくることもあるんです。それって自分にすごいプラスになると思うんです。
S:それって、すごく魅力的ですね。
そういう経験ができる場って、今なかなかないですもんね。
Y:うん。無いと思いますよ。
スナックの最大の魅力なんじゃないかなぁ。
わたしは、自分の考えがすごく凝り固まっちゃってるなぁって感じてる時に、スナックで意外な突破口を見つけることが出来た経験が多々あるので、本当にそう思います。
スナックってすごく励まされる場所なんです。
S:なるほどー。僕はそれを聞いて俄然行く気になりました!
Y:でしょ(笑)!うんうん。
多種多様な人達と出会うことって、自分をいろんな鏡で見ることだと思うんです。
普段は話したくないと感じるような人とも、スナックでなら話すことができる。
そういう場だ思います。
常連さんのなかには、自分の部下を誘ってみたんだけど来ないんだよ~、って残念そうに言っている人が多くて。
それってすごくもったいないなぁって思うんです。
S:ですよね。もったいないですよね。絶対行きます!
という訳で、本当にスナックに行ってきます!
どうせなら、愛子ママに会いにいこうじゃありませんか!
はたして、里本はちゃんとスナックに溶け込めるのか?
次回、「はじめてのスナック」をお楽しみに~。
まだまだ、続きます。


