街角!ハンサムさん!!梅 佳代

街角の奇跡を瞬時に捕らえる写真家・梅佳代が街の風景に溶け込みきれないハンサムさんをカメラで捕獲

今回登場するハンサムさんは、梅さんがお仕事つながりで出会った、映像業界で働くおおひなたさん。春風のように爽やかなおおひなたさんを連れ出し、梅さんが向かったのは桜が満開の公園でした。

第8回:はにかみスプリングボーイ、おおひなたさん(広尾)

ハンサムさん










  • 名前:おおひなた
  • 年齢:27歳
  • 身長:175cm
  • 出身:神奈川(横浜)
  • 職業:会社員
  • 好きな有名人:長澤まさみ、榮倉奈々、安藤裕子
  • 好きなお笑い芸人:ナインティナイン
  • 好きな漫画:海獣の子供
  • 好きな色:ベージュ
  • バレンタインデーのチョコの最高数:40個ぐらい
  • 現在彼女はいるか:いない

Q&A

桜咲く4月の公園にて
(以下、お=おおひなたさん梅=梅佳代さん、小=おおひなたさんのお知り合い小川さん、編=編集担当)
最強のハンサム写メ
  • 編:今回のハンサムさん・おおひなたさんとは、どこで知り合ったんですか?
  • 梅:広告の仕事をしたんやけど、そこの人に「グループ会社にハンサムさんがいる」ってたまたま通りかかったおおひなたさんを紹介してもらったの。そのときあたしが撮った写メがこれ。
  • 文中1

  • 編:うわ〜♥ この写メ、実はもう何回も見てるのに反応しちゃいますね。これ、どこで撮ったんですか? 後光が射しているように見えるんですが……ライティングしてるんですか?
  • 梅:おおひなたさんの会社の玄関口で撮ったんやよ。ねっ。
  • お:いやー、恥ずかしいです。
  • 編:ライティングなしでもこの写り! さすがハンサム……。ということで、今回のハンサムさん、おおひなたさんご登場ですー! 本当に男前ですね。
  • 梅:芸能人で誰に似てるって言われる?
  • お:「GLAYの後ろのほうにいそうだね」ってよく言われます。
  • 梅:え? でも分かるわ……。JIROって人やろ?
  • お:たぶん(笑)。
  • 編:さて、今日はこれからおおひなたさんと公園でお花見です! ちなみに昨日も会社のお花見だったとか。
  • お:そうなんです。真夜中まで……。
  • 梅:ほんとは眠いやろ? 寝てもいいよ。お昼寝してる姿、見たいよね。
  • お:今日の撮影のこと考えると緊張しすぎて全然眠れなかったんですよ。
  • 編:もともと梅さんのことをご存知でしたか?
  • お:はい。
  • 梅:やだ! こんなかっこいいのに? かっこいい人に知られるってあんまりないんだよ。
ハンサムの青春時代
  • <満開の桜の木の下でお弁当を広げつつ>
  • 梅:去年いまの会社に就職したんだよね。それまでは大学生だったってこと?
  • お:大学に7年半行ってたんです。
  • 梅:ええ!? なんで?
  • お:授業にちゃんと出ていなかったので。
  • 編:卒業するのに時間かかったってことですか?
  • お:そうです。
  • 梅:不良しとったん?
  • お:バックパッカー旅行をしてました。
  • 梅:ええ〜かっこいいね。
  • お:大学も3年まではちゃんと通って……というか試験だけは受けに行ってたんですが、お金貯めて、1年間旅行していました。そのあと、アメリカに1年ちょっと留学もしてました。
  • 梅:じゃあ英語がいっぱい喋れるってことやね?
  • お:それがダメなんですよ。留学して学校行ってたんですけど、あまり人と喋らなかったんで。
  • 梅:ちょっと! 衝撃的ねんけど。あんまり人と喋らんかったっていう理由もやばいんやけど。 外人と付き合ってたことは?
  • お:……ないです。
  • 梅:うそ! いま間があったよ。じゃあ、おおひなたさんの好きな芸能人は?
  • お:一人が長澤まさみさんで、もう一人が榮倉奈々さん。
  • 編:ショートカット美人ですね。
  • 梅:……あれ? 遠回しの告白?
  • 編:梅さん、髪切ったばっかりなんですよ。
  • お:(笑)、あとは安藤裕子さんとか。
  • 梅:え?
  • 編:歌手の安藤裕子さんですね。
  • 梅:焦った。キャスターの安藤優子さんかと思った。
  • 編:たしかにショートカットですしね。
  • 梅:すごいセンス! って思ったけど。
鴨川に佇むハンサムボーイ
  • お:大学時代は旅したり留学したりもしましたけど、普段はほんとに何もしてなかったです。学校も行ってないし。大学は京都だったんですけど、ずっと鴨川にいました。
  • 梅:一人で?
  • 編:一人なわけないですよ。こんなにハンサムなんだから、女の子と一緒とか。
  • お:いや、一人です……。京都のお菓子を肴に、鴨川でビール飲んでました。
  • 梅:こんなかっこいい人が河原に一人でおるわけ? そんなことあるっけ?
  • 編:鴨川にこんなハンサムが一人で佇んでたら……しかもビール片手にお菓子食べてるなんて……。
  • 梅:絵になるね。
  • 編:その場に遭遇したかったですね。
  • お:麩まんじゅうとか食べてました。
  • 梅:かわいい! 麩まんじゅう好きなん?
  • お:麩まんじゅう大好きなんです。でもまあ……寂しかったです。
  • 梅:そのシャイな性格は小さい頃から?
  • お:いや、ちっちゃいころはうるさかったです。顔もパンパンだったから、あだ名は「ナス」とか「ピーマン」でしたよ。
  • 梅:え! 「ナス」と「ピーマン」とかまさかやわ。
  • お:中高一貫の男子校で、ずっとちっちゃなコミュニティにいたせいかなぁ、と……。
  • 梅:そこでこじらせてしまったんや。「アメトーク」でも「人見知り芸人」とか、「女子が苦手芸人」の人とかさ、男子校出身の人が多いじゃん。こんなかっこいいのにもったいないよね。あれ、待って、女の人と男の人、どっちが好き?
  • お:女性が好きですよ(笑)。高校生のときも彼女もいました。
  • 梅:誰?
  • 編:「誰?」って。
  • お:(笑)
  • 梅:だってそんなにシャイなのに、どうやって彼女ができたの? 出会い系?
  • お:いや、友達の友達の子です。3年弱付き合ってました。
  • 梅:高校生でちゃんと3年も交際できるってことは、おおひなたさんはやっぱりしっかりしてるんや。
おおひなたさんのチョコ伝説
  • 編:そのときはもうナスやピーマンじゃなく、いまのかっこいいおおひなたさんだったんですか?
  • お:……。高校2年のときが、人生最高のモテ期でしたね。
  • 梅:男だらけのときじゃん。誰にモテてたの?
  • お:文化祭を近くの女子校の人たちが見に来たりするんで……バレンタインデーに、ものすごい量のチョコ、いただきました。
  • 梅:何個もらったん?
  • お:高校2年のときは、40個ぐらい。
  • 梅・編:えええ〜〜〜!!!
  • 梅:そんな人いままで会ったことないよ。
  • お:そのときが異常だったんです。あんまり喋らないのが逆に良かったのかと。
  • 梅:わかるわ、かっこいい軍団にいる無口なタイプね。それ一番かっこいいポジションじゃん。そういう人おったら、私も絶対好きになるもん。
  • お:予備校でも男女みんな仲良く喋ってるのに、僕はいつも一番端の席にいて……。
  • 梅:くー、かっこいい!
  • 編:萌えますね。でも40個ぐらいって、どうやってチョコもらうんですか? だって男子校だから、学校でもらうわけではないですよね?
  • お:行き帰りの駅とかで……。チョコ入れるための袋まで持って来てくれてました。
  • 梅:行き帰りずーっとチョコもらい続けてたんや。
  • 大:でも高3にもらったチョコは1個でした。姉にしかもらってないです。
  • 梅:1年間に何があったんやろ……。
  • お:会社でも、よくネタにされます。
  • 梅:そういえば、会社は映像業界だから体育会系のノリでしょ? そんなにシャイで大丈夫?
  • お:そうなんですよね……。声がちっちゃいってよく怒られます。でも楽しいですよ、仕事。まだ1回しか辞めたいって思ったことないです。
  • 梅:「おおひなたさんに無理をさせないでください」って、あたしが上司の人に電話してあげようか?
  • お:ありがとうございます。
  • 梅:いま悩んでることはない?
  • お:ありすぎて……。
  • 梅:キャー!! 何? 何? 相談に乗ってあげる! 軽めのでいいから、いっこ言ってみて。
  • お:いや、今後どうしたらいいか……老後のこととか。
  • 梅:いきなり老後? 結婚とかじゃなくて?
  • お:結婚は自信がなさ過ぎて、出来ないだろうなと……。
  • 梅:そんなことないよ。なんかさー、ハンサムを使いこなしてなくない?
  • 編:いままでのハンサムさんたちもそうですけど、意外に自分がハンサムであることを利用してないというか、みなさん謙虚ですよね。
  • 梅:女子はさ、ちょっとかわいいくらいでも、すごいそれを使ってるでしょ。まあ男の人でもいるけどね。そういう人は、あたしが無駄にかっこいいって言いすぎて嫌われるパターンや。
  • 編:そういうことあったんですか?
  • 梅:前にいっしょに仕事した人が、EXILEのメンバーみたいなイケイケのハンサムさんやってん。ハンサムが過ぎるから、会うたびに「今日もきまってますね!」って言ってたら、その人がちょっとバカにされてるって途中から思ってたっぽくて、最後のほうは苦笑いしてた。
  • 編:梅さんに何言われても動じないくらい肝が据わったハンサムさんにならないと、ハンサムであることを利用できないんでしょうか……。
  • お:ぼくなんて、まだ緊張してます……。
  • 梅:まだしてるの? じゃあハンサムさんに触っておこう。
  • 編:え? 触る?
  • 梅:ほら、こうやってそっとね。
  • <梅さん、おおひなたさんにタッチ>
  • 梅:ラッキー!
  • 編:お地蔵さんみたいなものですか。触るとご利益があるんですね。じゃあ私も失礼して……。
  • <編集、おおひなたさんにタッチ>
  • 梅:コラーゲン的なエキスをもらえる。明日の朝起きたらお肌がツルツル。
「ひな様」の「おいで」にノックアウト
  • 梅:おおひなたさんは、一人でおるときも緊張することあるの?
  • お:街に出ると緊張します。
  • 梅:どんだけ緊張しいなん?
  • お:地元の横浜だと緊張しないんですけど、表参道とか、ガチガチです。
  • 梅:田舎もんだねー。その気持ち、分かるけど。
  • お:新宿とかも、ガチガチです。
  • 梅:新宿も? 私は唯一新宿が大丈夫やよ。
  • お:すごい早歩きになります。
  • <ここで紹介者の小川さんが登場>
  • 小:梅さん! 何どさくさにまぎれてイケメンと花見してるんですか。
  • 梅:小川さんやー!
  • お:ここどうぞ。
  • 梅:ほら、ハンサムがどいてくれたよ!
  • 編:ハンサムさんスペース! 梅さん、私たち、おおひなたさんの一挙一動にいちいち心が震えてしまいますね。
  • 梅:本当にね。
  • 小:おおひなたさんのこと、私は密かに「ひな様」って呼んでるんです。
  • 梅:会社でもかっこいいって評判でしょ?
  • 小:私は、おおひなたさんの上司と仲良しなんですけど、その人が「今度うちの部にとんでもないイケメンが入ってきた」って言っていて。
  • 梅:だろうね。他の女子たちは?
  • 小:この前の写メを見せたら、みんなの食いつきが凄かったです。
  • 梅:小川さん、せっかく来てくれたからおおひなたさんに聞いてみたいことない?
  • 小:えーと、好きなタイプとかもう聞いちゃったんですよね。そうだな、じゃあひな様の理想のデートは?
  • 梅:それいい質問!
  • 大:散歩……。散歩して、こういう公園でゴロゴロするのとか
  • 梅:「ちいさんぽ」ならぬ「ひなさんぽ」やね!  最高!
  • 編:じゃあ、せっかくなので梅さん、小川さん、おおひなたさんと公園散策に出かけましょうか。
  • <前をゆく梅さんとおおひなたさんの後ろ姿を眺めながら>
  • 小:ひな様のパーカーのフードと、梅さんのタイツのブルーがお揃いで、カップルみたい。
  • 編:本当ですね。おおひなたさんはおしゃれさんですよね。
  • 小:TシャツはVネックしか着ないというこだわりがあるらしいですよ。
  • 編:そうなんだ、そういえば今日もVネック。あっ、梅さーーん!!  その橋で「おいで」のポーズをやってもらってくださーーい!!
  • 梅:りょーかい!
  • 文中2

  • 梅・小・編:〜〜〜〜〜〜〜!!!(悶え中)
  • 小:ひな様の振り向きショット、ハンパない!!!
  • 編:女子にとって夢のシチュエーション!!!
  • 梅:か、か、かっこいいーーー!!!
  • 編:梅さん! この勢いに乗ってあの質問聞いちゃいますか!
  • 梅:そうやね、このテンションじゃないと聞けんかも。
  • 編:では、おっ、お、おおひなたさん、いま現在お付き合いしている人はいらっしゃいますか?
  • お:………いないです。
  • 梅・小・編:キャ〜〜〜〜〜〜〜!!! 
  • 編:梅さん、聞きました!?
  • 梅:聞いた! ちょっと待って! この記事読んだ人、みんなおおひなたさんに言いよるんじゃない?
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おまけの写真
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編集後記

まだ寒かった春のはじめ、梅さんから一通のメールが送られてきました。そのメールに添付されていた写メールこそが、冒頭でご紹介したおおひなたさんの奇跡のハンサムショットです。その写メに完全にノックアウトされた梅さんと編集は、すぐさま取材を申し込んだのです。
そして迎えた撮影当日は、ちょうど桜が満開。こうやって待ち合わせ場所で素敵な彼を待つのって、ウキウキしますよね〜と梅さんと談笑していたところに、おおひなたさんが颯爽と登場。あの写メの彼が目の前に! スプリングコートからエメラルドブルーのパーカが覗いていて、春の装いがきまっていました。

【おおひなたさんのパーカーと梅さんのタイツの色がおそろいでかわいい。 撮影:編集】

順風満帆なハンサム人生を歩んで来たはずと思いきや、話を聞いてみるとおおひなたさんはものすごいシャイボーイであることが発覚。とにかくはにかみ屋さんで、実はこの撮影も出演するか相当迷われたそう。ま、そこがまたいいんですけどね♥ しかし、バレンタインで40個のチョコをもらった人なんて、初めて会いました。いるんですね、そんな人が……。

【お花見団子を片手に梅さん撮影中。 撮影:編集】

【花より団子? 男子? 撮影:編集】

いつもの「お決まりの質問」に対するおおひなたさんの回答に気を良くした女3人は、直近の彼女との別れの経緯を聞くという暴挙に。だってこんなにハンサムな彼と別れるなんて、理由を聞いておきたいじゃないですか! 別れの経緯をおおひなたさんから聞いた撮影隊は、「そんなことってあるんだ……」と男女の深淵にちょっとポカンとしながらも、いつかハンサムさんとお付き合いされている女性たちにも話を聞いてみたいな(嫉妬するだけだったり)……と思ったのでした。

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プロフィール



梅 佳代

1981年石川県旧柳田村生まれ。日本写真映像専門学校卒業。キャノン写真新世紀で「男子」(2000年)「女子中学生」(2001年)がそれぞれ佳作を受賞。2007年、写真集 『うめめ』で第32回木村伊兵衛写真賞受賞。『UMEP』『じいちゃんさま』『男子』(いずれもリトルモア刊)他。最新写真集『UMEP』が絶賛発売中!

編集T

本企画における梅さんのお付き役。梅さんと同い年だが、壮年男性並みの低音ボイスとそれ以上に低いテンションの持ち主。しかし、ハンサムへの質問に対しては伝説の 芸能レポーター、故・梨元勝氏並みのがっつきを見せる。