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No.13 2011 Early Summer



2011年4月22日発売
定価 1200円+税
ISBN 978-4-89815-311-6

目次

Column[1] 夜間飛行 巻上公一 ビロビジャンの星
Column[2] 伝わらない言葉 酒井順子 「あの人は、私だ」
Column[3] 眠りの国 文月悠光 女王のベッド
Illustration:前田ひさえ
特集 映画が生まれるとき
一篇のシナリオ、一冊の小説、一晩の夢、一つの言葉、一本のシャープペンシル、
一枚の絵、そして一人の監督と多くのスタッフと、俳優、女優……。
映画が生まれるとき、映画の近くにある、たくさんのもの。

 
脚本+写真
『真夜中からとびうつれ』
脚本:横浜聡子 写真:瀧本幹也
雑誌「真夜中」から生まれた映像作品
『真夜中からとびうつれ』(監督・横浜聡子/主演・多部未華子)がウェブにて無料公開。
誌面では、この台本のためにあらたに写真を撮り下ろし、もうひとつの世界が繰り広げられます。

オリジナル映像作品『真夜中からとびうつれ』配信は終了しました
 
インタビュー
映画監督 鈴木清順、文章家 鈴木清順
写真:今井智己
鈴木清順の、書く文章、見た戦争、読んだ原作、撮った映画、これから撮る映画。
 
ヤン・シュヴァンクマイエル×安藤モモコ 夢のつづき
写真:永瀬沙世
映画監督・安藤モモ子、死ぬまでに会いたい人ベスト5にランクインする彼と会う。
 
対談〈原作のある映画100本!〉
中原昌也×樋口泰人 映画の素(もと)を求めて
古今東西、さまざまな原作から作られたオススメ映画を、
ジャンル別に教えてもらいました。そのセレクトの模様を中継します!

 
論考〈映画の「語り」〉
青山真治 Explanation Explorers 濡れる声/濡れる虚実
――アメリカ人の力とは物語をしょっちゅう語っていることにある(ゴダール)
『ソーシャル・ネットワーク』を出発点に、アメリカ映画の「語り」の、広大な荒野へ。

 
『まほろ駅前多田便利軒』からの手紙
大森立嗣/瑛太/松田龍平/三浦しをん
写真:曽根崎アキノリ
映画『まほろ』が公開中。監督、主演、原作者から届いた手紙。
 
撮影現場ルポ
石井裕也監督最新作『ハラがコレなんで』
文:山崎ナオコーラ 写真:川島小鳥
女優・仲里依紗が妊娠9か月の妊婦ヒーローを演じる新鋭監督の最新作。
小説家が覗いた、映画製作の最前線。

 
新作シネマレビュー
マルコ・ベロッキオ監督『愛の勝利を』
山本政志監督『スリー☆ポイント』
バンクシー監督『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』
ミケランジェロ・フランマルティーノ監督『四つのいのち』
周防正行監督『ダンシング・チャップリン』
日本劇場公開未定映画、愛しの5本

 
言えたらいいね。“人生”篇――映画のセリフ、監督の言葉
黒住 光
コラム:田名網敬一/KIKI/片桐はいり/田中功起/大森克己/松田広子
絵:伊野孝行
 
土居伸彰 世界と日本の短編アニメーション 1/24秒に宿る世界
短編アニメは作家そのものの姿を反映するんだ――1/24秒に刻まれる五者五様の作家性。
 
近藤聡乃 The making of KiyaKiya
NYで、近藤聡乃はものすごいものを作っていた! 
いまこの瞬間も、彼女は「KiyaKiya」を作っている。
新連載 小説 阿部和重 □(しかく) 「春」
これからはじまる4つのお話。春は、ササミの死から危険な冒険がはじまる。
男は不条理なミッションを引き受けるのか……。待望の新連載!
Special 真夜中のユニフォーム
板尾創路+nakaban
冨永昌敬+オードリー・フォンドゥカヴ
ほしよりこ
ウィスット・ポンニミット
瀬田なつき+長田 哲
黒沢 清+HIMAA
映画監督、画家、マンガ家、総勢10人が描きだす真夜中のシーン。
小説 青木淳悟 消防Q太がやってきた!
~「消防少女かのか☆まなか」の巻~
日曜午後の池袋、制服姿の女子生徒三人は、観劇のあと「Мドナルド」で話し込んでいた。いっぽう、消防Q太は……。
連載 eri 夜の天秤[8]
デザイナーeriのひそやかな心象風景。
連載 高山なおみ 押し入れの虫干し 最終回 「ハンコの引き出し」
絵:合田ノブヨ
料理家・高山なおみが、季節の合図で、記憶を旅する自伝的エッセー。いよいよ最終回。
連載 保坂和志 遠い触覚 第13回 「ペチャの隣に並んだらジジが安らった。」
ずっと遠くに、彼だけの世界の予感がある。
小説 戌井昭人 松竹梅[7]半田の素行
走って唄ってサボって食べて、みんなが少しずつ、自分の道を歩きだす。
先生だけが、とり残されて……。
コラム ECD 幸福の追求 第13回 家
ラッパーですが、いまでは早起きです。
連載 北村道子の人生指南 第13回
Photography:角田みどり
世界地図をつくるとかさ、悩む前にやることあるんじゃない?
連載 VIEW VIEW BOOKS[9]読んで描く、真夜中の読書案内
絵:こようちひろ 多和田葉子著『雪の練習生』
コラム「本の中の見たいシーン」永井祐介 J.L.ボルヘス著「バベルの図書館」
特別寄稿[1] 岩淵弘樹 震災とカメラ――東京、宮城、岩手で
阿佐ヶ谷のライブハウスで、仙台の実家で、瓦礫だらけの街で……なぜ俺はカメラを回す?
特別寄稿[2] 寺尾紗穂 原発と私――山谷のSさんがおしえてくれたこと
山谷のSさんとの出会いが、原発で働く人たちへの、遠いみちびきの糸だった。

参加作家プロフィール(五十音順)