2019.07.02

田名網敬一さん、二つの個展が開催されます。

 
伝記的著作『幻覚より奇なり』(森永博志さんとの共著)が好評発売中の田名網敬一さん。
二つの個展が開催されます!
 
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■東京・銀座
 
ギンザ・グラフィック・ギャラリー第374回企画展
田名網敬一の観光 Keiichi Tanaami Great Journey
 

1960年代から半世紀以上ものキャリアを誇り、今も尚トップランナーとして、そのキャリアの頂点を極めている田名網の現在を紐解こうとする展覧会です。
田名網が、これまで制作をしてきた作品は、デザイン、イラストレーション、アニメーション、実験映画、立体作品、絵画と多岐にわたります。そこには、可変的な創造者であろうとしてきた田名網敬一の等身大の姿があります。現在、田名網が世界中のアーティスト、デザイナー、ミュージシャン、ファッションデザイナーから集めている尊敬は、あらゆる境界、領域を超えて創作活動を続けてきた歴史の重みに比例するものです。
近年、田名網は、自身の記憶や夢を原風景にして、その80年以上もの歴史を記したいわば“曼荼羅図”の制作に取り組んでいます。一見すると奇怪でありながらもポップな妖怪画のように見える田名網の近作ですが、そこに描かれているものは田名網の実体験に基づく様々な記憶です。
アメリカンコミックを引用したアメリカの爆撃機、その中で光を放つ擬人化した爆弾、威嚇するように蠢めく鶏や金魚などは、田名網が幼少期に実際に体験した戦争の記憶に深く関係をしています。また、田名網が敬愛するアーティストたちの作品や、SF雑誌、漫画のキャラクターなどの引用も数多く画面に発見することができます。こうした引用は、田名網とポップアートとの関係性を示す一方で、作品を通して自身の記憶をポジティブなものへと変換しようとする作家の自然な姿を映し出しています。
本展は、22点の新作プリント作品、アニメーション、立体作品から、ファッションブランドとのコラボレーションアイテム、出版物、プロダクトアイテムなどを網羅し、ご紹介いたします。
昨年8月に京都dddギャラリーで開催された「田名網敬一の現在」から約1年。ますますパワーアップした田名網ワールドをぜひ体感ください。
―― ggg ギンザ・グラフィック・ギャラリーのWebサイトより

 
会期:2019年7月5日(金)- 8月21日(水)
会場:ggg ギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京・銀座)
 
時間:11:00 – 19:00
*休館日:日曜日・祝日
 
詳細はggg ギンザ・グラフィック・ギャラリーのWebサイトをご覧ください。
http://www.dnp.co.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000739
 
【会場・問合せ】
ggg ギンザ・グラフィック・ギャラリー
〒104-0061 東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F/B1F
tel. 03-3571-5206
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/
 
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■神奈川・川崎
 
川崎市市民ミュージアム コレクション展
田名網敬一の楽園 空中回廊
 

1980年代後半から90年代にかけて田名網敬一は、60年代と70年代を通じて探求を続けたポップスタイルから脱却し、「生と死」や「夢・記憶」をテーマにした作品を数多く手掛けています。無意識に呼び起こされるイメージへ関心を強めたこの時代の作品には、戦争により飽和状態に達していた幼少期の記憶や、大病を患った時に見た幻覚から霊感を得た奇異なモチーフが極彩色で彩られています。松や鶴といった吉祥的なモチーフと、それらを取り巻く不穏な色彩と構図といった相反するものが同居し混在する田名網の作品は、戦時中に作家の脳裏に焼き付いた残酷なイメージとその異様な美しさを、膨大な記憶の集積によって再構築させる試みといえます。
 
本展は、市民ミュージアムが収蔵する田名網敬一作品のうち、連作のペインティング《夢・四十九夜》(1986年)や、《ハリウッド・スターダスト》(1986年)シリーズ18点を一堂に公開するほか、70年代後半から90年代にかけて制作されたポスター・版画作品と、一連の立体作品や実験映像作品(田名網敬一スタジオ蔵)を中心に約110点を展示し、現在の創作活動に至るまで常に作家に鮮烈な印象を与え続ける田名網の「記憶」を辿ります。
―― 川崎市市民ミュージアムのWebサイトより

 
会期:2019年7月9日(火)- 8月25日(日)
会場:川崎市市民ミュージアム アートギャラリー2・3(神奈川・川崎市中原区)
 
時間:9:30 – 17:00(入場は閉館の30分前まで)
*休館日:月曜日(ただし7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)
 
詳細は川崎市市民ミュージアムのWebサイトをご覧ください。
https://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/17786/
 
【会場・問合せ】
川崎市市民ミュージアム
〒211-0052 神奈川県川崎市中原区等々力1-2(等々力緑地内)
tel. 044-754-4500
https://www.kawasaki-museum.jp/
 
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小社刊行の、田名網敬一×森永博志『幻覚より奇なり』について詳しくはコチラよりご覧ください。
 
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