「ソニア パークの美意識 A to Z」(Numero Tokyo 77 JUNE 2014 より)

 ファッションスタイリストであり、自身の運営するARTS & SCIENCEのディレクターとしても活躍するソニア パークさん。青山、根津美術館の周辺にはARTS & SCIENCEグループの店がいくつも並び、通りを歩く人も含めて町の風景が変わった気がします。
 雑誌「Numero」の最新号に「ソニア パークの美意識A to Z」という24ページの特集があり思わず手にとりました。A~Zで彼女のこだわりが提示されます。もちろんビジュアルも素敵ですが、インタビューや対談に彼女の生き方を語る言葉がたくさん載っていて、これが名言満載。
 女性が偉くなるってこういうことなのかと思いました。

“常に前を向いて、「私についてきて!私かっこいいでしょ!」って(笑)”
“社会がやってくれないことは自分たちでやるっていうのが最近のスローガンなんだよね。”

 これを売りたいというよりは、なぜみんなはこんなにいいものを使わないのだろうという疑問が、モノを選び、作る原動力になっていて、それは使命と言ってもいいくらいの確信に満ちています。単に審美眼があるとか行動力があるとかそういうことではなく、社会に対して解決策を示したいという強い気持ち。

『食卓ノオト』とは真逆の方向性ですが、極端さということでは両端の同じ距離にある気がします。そしてその極端さにとても惹かれてしまうのです。