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『夜よりも大きい』 小野正嗣

詳細
『夜よりも大きい』 小野正嗣

===== Little More〈真夜中〉BOOKS 第3弾! =====


夜の震えを、きく。

真夜中になると泣き声が聞こえてきた。
夜そのものが泣いているようだった。


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2001年『水に埋もれる墓』で朝日新人文学賞を、2002年『にぎやかな湾に背負われた船』で三島由紀夫賞を受賞、2003年・2008年には芥川賞候補にノミネートされた作家・小野正嗣が、ひとつのテーマにそって書きついできた連作短篇小説集。

強制収容所を思わせるバラック、孤児たちの暮らす施設、難民が身をひそめる森……。
幼い姉弟、少女、若い母親らの視線を通して、抵抗しがたい大きな流れにさらされた世界を見すえ、災厄にくだかれた生のかけらを掬い描きだす。
自身の故郷・大分がモデルの「浦」を舞台とした一連の作品で、息の長い、骨太な文体を紡ぎだしてきた著者の、もうひとつの広がりが、本書に結実します。

季刊「真夜中」(小社刊)での連載を中心に、「新潮」(新潮社刊)、「すばる」(集英社刊)などへ発表した短篇を含む10編を収めた本書は、著者のあらたな到達点を示します。

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大きな流れに運ばれる、人びとの声。
圧倒的な密度でうねりくる、文学体験。


[著者プロフィール]
小野正嗣(おの・まさつぐ)
1970年大分県生まれ。2001年『水に埋もれる墓』で朝日新人文学賞、2002年『にぎやかな湾に背負われた船』で三島由紀夫賞を受賞。
著書に『森のはずれで』『マイクロバス』『線路と川と母のまじわるところ』、『浦からマグノリアの庭へ』。訳書にV.S. ナイポール『ミゲル・ストリート』(小沢自然との共訳)、エドゥアール・グリッサン『多様なるものの詩学序説』、アミタヴ・ゴーシュ『ガラスの宮殿』(小沢自然との共訳)、ポール・ニザン『アデン、アラビア』、マリー・ンディアイ『ロジー・カルプ』など。


著者:小野正嗣

装画:西川真以子
装幀:仁木順平

定価:本体価格1500円+税
ISBN:978-4-89815-298-0

2010年発行
仕様[四六判/208ページ/上製]

  • 商品コード: 9784898152980
  • 定価 (税込) 1,650 円
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