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『シンセミア』『グランド・フィナーレ』『ピストルズ』……作品を発表するごとに、高い評価を得る阿部和重、新たな世界を提示した最新長篇! 視覚、 死角、 刺客、 詞客、 始覚、 四角 ……あらゆる「しかく」が襲いかかる地獄の四面楚歌! 4つの季節で描く、作家初のホラーサスペンス。 破壊と再生の物語。 突如もたらされた奇妙で厄介なミッション。 巻き込まれた男は、恐怖の先にどんな風景を見るのか。 「角貝ササミを蘇らせるには、まずは三六五日以内に、 特定の四つのパーツをすべてそろえなければならない。」 [著者プロフィール] 阿部和重(あべ・かずしげ) 1968年山形県生まれ。1994年「アメリカの夜」で群像新人文学賞を受賞しデビュー。 主な著作に、『インディヴィジュアル・プロジェクション』('97)『無情の世界』('99/野間文芸新人賞)、『シンセミア』('03/伊藤整文学賞、毎日出版文化賞)、『グランド・フィナーレ』('05/芥川賞)、『ピストルズ』('10/谷崎潤一郎賞)、『クエーサーと13番目の柱』('12)など。 評論集・対談集に、『映画覚書vol.1』('04)、『青山真治と阿部和重と中原昌也のシネコン!』('04)、『和子の部屋』('11)、『幼少の帝国―成熟を拒否する日本人』('12)などがある。 阿部和重オフィシャルサイト→ http://abekazushige.cork.mu/ twitterアカウント→ @abekazushige 著者:阿部和重 装幀:木庭貴信(octave) 定価:本体価格1400円+税 ISBN 978-4-89815-364-2 2013年発行 仕様[四六判/208ページ/上製]
キラ星のごとき3人が贈る、映画をめぐる最高に幸福な読書タイム!映画への愛と熱狂と焦慮迫真のトークバトル。