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『ジョージ・ナカシマからミナ ペルホネンへ』 永見眞一

詳細
『ジョージ・ナカシマからミナ ペルホネンへ』 永見眞一

過去から未来へ。
家具作りの視点からものづくりの在り方を問う。

世界的に活躍した日系二世の家具デザイナー、ジョージ・ナカシマ。
その家具のライセンス生産を日本で唯一受け継ぐことが許されたのが、香川県にある家具工房「桜製作所」を率いる永見眞一であった。

ジョージ・ナカシマがつくりたかった家具とは何であったのか?
それを受け継ぐ永見が、次世代へ伝えたいことは何なのか?
いま永見のバトンは、年齢やジャンルを越えて受け継がれようとしている。

今年、「桜製作所」とファッションブランド「ミナ ペルホネン」のコラボレーションによる家具が誕生した。
永見は問う。手間をかけることの意味。時間を費やすことの尊さ。

家具やデザインに興味がない人にも、何かを見出すきっかけになる一冊。


<<< 目次より >>>
◆ジョージ・ナカシマとの出会い
◇求めたのは「心の安らぎ」
◆桜製作所とジョージ・ナカシマ
◇デザインとは気づくこと
◆量産から手仕事へ
◇ジョージ・ナカシマの家具
◆一度死んだ木に第二の命を与えること
◇ジョージ・ナカシマからミナ ペルホネンへ
◆<特別対談> 永見眞一×皆川明 
◇「ジョージ・ナカシマと暮らす」 俳優 役所広司


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「かけすぎる時間と、
かけすぎるコストは、
果たして無用なものなのだろうか?」
永見眞一(桜製作所)
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「時間をかけるがすなわち価値なのではなく、
クリエーションに必要な時間をかけた仕事には、
それだけの密度や濃さが生まれ、
そこに生命力が生まれるのだと思う。」
皆川明(ミナ ペルホネン)
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〈著者プロフィール〉

■ジョージ・ナカシマ
1905年 中嶋勝治と寿々の長男としてワシントン州スポケーンに生まれる。ワシントン大学卒業後マサチューセッツ工科大学の大学院に進み建築修士号を取得。ニューヨーク州ロングアイランド公園局とニューヨーク州庁で建築デザイナーとして働くが、まもなく世界一周の旅に出る。ロンドン滞在後パリに渡り約1年間を過ごす。その後日本へ向かい、東京蒲田の母方の祖母の家に落ち着く。1934年 アントニン・レーモンド建築事務所に入所。軽井沢聖パウロカトリック教会の設計と家具の設計に携わる。1937年 レーモンド建築事務所の現場管理者として、インドのポンディシェリにある導師シュリ・アウロビンドのアシュラムに着任。日本に戻り、翌年岡島マリオンと出会い、ワシントン州シアトルに戻る。シアトルに、小さな家具工房を設立し、娘ミラが生まれるが、太平洋戦争が勃発しアイダホ州ドミニカ・キャンプに家族と共に抑留される。ここで、日系大工と出会い、木工技術と木についての知識を得る。1943年 収容所から解放され、アントニン・レーモンドが身元引受人となり、彼が経営するペンシルベニア州ニューホープ地域の農場へ移住。1944年 ニューホープ近郊に自宅を設計、施行。その後コノイドスタジオ、民具連会館など、次々に6棟の建物を建てる。1954年 長男ケヴィンが生まれる。1964年 来日。初めて桜製作所を訪れる。その後小田急ハルクでの「ジョージ・ナカシマ展」のたびに来日。その間京都市の桂カトリック教会の設計および家具を製作。1973年 ポカンティコ・ヒルズ、ロックフェラー邸のインテリアを手がける。1990年 ニューホープにて病没。
◎ジョージ・ナカシマ記念館
→ http://www.sakurashop.co.jp/nakashima/


■皆川明(みながわ・あきら)
1967年生まれ。ミナ ペルホネン デザイナー。
1995年、自身のファッションブランド「ミナ(2003年よりミナ ペルホネン)」を設立。オリジナルの図案によるファブリックを作るところから服作りを行う。国内外の生地産地と連携し、素材開発や技術開発に取り組みながら洋服をデザイン。デザイナーの手を離れた服が、着る人の持つ新しい時間軸の中で育つのを願っている。
◎ミナ ペルホネン
→ http://www.mina-perhonen.jp/


■永見眞一(ながみ・しんいち)
1923年 高松市生まれ。香川県立工芸学校建築科卒業後、逓信省航空局営繕課に勤める。1948年 高松顕と共に「サクラ製作所」を始める。1951年 高松市花園町へ工場を移し、株式会社にして、社名を「桜製作所」に変える。1963年 流政之氏の発案により「讃岐民具連」を結成。1964年 ジョージ・ナカシマ氏と出会い、その家具の製作を始める。1968年 東京小田急ハルクにて第一回「ジョージ・ナカシマ展」開催。以後計8回にわたり展示会を開催する。注文で家具を作りながら、高松市内を中心に多くの店舗デザインを手がける。1996年 桜製作所会長就任。2008年 ジョージ・ナカシマ記念館開設。2013年 阪急うめだギャラリーにて「木の聲を聴く マエストロ永見眞一の仕事展」を開催。
◎桜製作所
→ http://www.sakurashop.co.jp/



著者:永見眞一
アートディレクション:副田高行
デザイン:太田江里子 伊藤歩 中山香(副田デザイン制作所)

定価:本体価格2000円+税
ISBN 978-4-89815-376-5

2013年発行
仕様[B5変/144ページ/並製]

  • 商品コード: 9784898153765
  • 定価 (税込) 2,200 円
品切