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大反響の前作『たまもの』から12年の歳月を葛藤し生まれた力作!! スキャンダラスで文学的な「私小説/私写真」。 父の死。 「生きていたくない」と思った長い鬱のトンネル。 夫・末井昭とのぎくしゃくした生活。 さまざまな人たちとの出会いと別れ。 それらのことを聖書と照らし合わせながら、写真と文章で綴っていきます。 (本書に出てくる人たち) 野田凪さん、銀杏BOYZ、ドッグレッグスのレスラーがっちゃん、イエスの方舟のリーダー千石剛賢さん、田中小実昌さん、独立教会の牧師だった田中遵聖さん、パチプロの田山幸憲さん、寺山修司さん、江本純子さん。 本書は聖書を巡る心の旅です。 - - - 「神さまは、いるの?」と、なぎちゃんに聞かれた。 「うん、神さまは、いるよ」 「わたしのこと見ているの?」 「うん、見ているよ」 「『神さまは、感謝するものに、より多くの恵みを与える』って聖書に書いてあるよ」 (本文より) - - - 60ページに及ぶ文章と、168点(うち、カラー70点)の写真で構成された、究極の「私小説/私写真」。 ■『たまきはる』へ、多くのコメントが寄せられています■ - - - [コメントをお寄せいただいた皆さま] 荒木経惟さん(写真家)、森山大道さん(写真家)、 よしもとばななさん(作家)、川上未映子さん(作家)、 リブロ池袋本店 辻山良雄さん、 紀伊國屋書店新宿本店 今井麻夕美さん、 SPBS 鈴木美波さん、ブックス・ルーエ 花本武さん、 内田真由美さん(アート・コーディネーター)、 上杉清文さん(劇作家・日蓮宗本国寺住職)、 町田マリーさん(女優)、中村チンさん(農家・僧侶) 塚田佳奈さん(デザイナー)、河井克夫さん(漫画家) ペヤンヌマキさん(ブス会*主宰・劇作家・AV監督) ※コメント掲載順 『たまきはる』へ寄せられたコメント集をご覧いただけます。 ※PDFが別ウインドウで立ち上がります。 - - - [著者プロフィール] 神蔵美子(かみくら・よしこ) 東京都生まれ。慶應義塾大学文学部国文学科卒。写真家。 著書に『たまゆら』(マガジンハウス)、『たまもの』(筑摩書房)。 著者:神蔵美子 表紙被写体:末井昭 デザイン:松本弦人 定価:本体価格3000円+税 ISBN 978-4-89815-394-9 2014年発行 仕様[B5ヨコ/232ページ/並製] ※「神蔵美子」の「蔵」は、本来、旧字体にて記します。