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花を忘れて、花の姿を求めて。 執拗に書き続けた、革新の軌跡を一冊に。 - - - ブラジル、ドイツ、アメリカ、スイス、中国、韓国、UAE…… 没後も展覧会が世界各地で続き、ファンを増やし続ける伝説の書家・井上有一。 大胆な筆致で生み出された書の数々は、現代美術としても評価が高い。 2016年、金沢21世紀美術館での大回顧展「生誕百年記念 井上有一」が大盛況のうちに終了。 2017年3月にはドキュメンタリー番組「東京大空襲が生んだ悲劇の傑作“噫横川国民学校”」(NHK BSプレミアム)が放送され反響を呼ぶなど、近年さらに再評価の波が高まっている。 本書には井上有一が400点にわたりのこした代表的モチーフ「花」から、厳選した約100点を掲載。 「花」の作品集はかつても刊行されたが、在庫切れになり久しい。 まさにファン待望かつ未見者を確実に魅了する新生版、ついに発売! [著者プロフィール] 井上有一 書家。1916年東京生まれ。小中学校教諭として働く傍らで書における自由な表現を追求し、サンパウロ・ビエンナーレほか数々の美術展に出品、国際的に高い評価を得る。1985年没。没後、京都国立近代美術館をはじめ、全国公立美術館巡回回顧展が開催。書の母国である中国の美術館が相次いで大個展を開催するなど、今も前例のない人気を誇る。 著者:井上有一 アートディレクション・デザイン:井上嗣也 デザイン:稲垣純(Beans) 定価:本体価格4800円+税 ISBN 978-4-89815-468-7 2017年発行 仕様[A4変/144ページ/上製]