OMMU

 そんな感じなので、ギリシャに、神話と不況以外になにがあるのか正直よくわかりません。サッカーもスター選手がいるわけでもないし、日本語で翻訳小説が発行されることもほとんどないし、ミュージシャンの来日の話も聞きません。
 しかし僕には現代のギリシャとの接点が唯一あって、これはやっぱり本屋さん。アテネにあるブックショップ&ディストリビューターOMMUが、僕らが企画している昨年のTHE TOKYO ART BOOK FAIRに出展してくれて、それから彼らの活動をフォローしています。

 アートブックや雑誌のギリシャ国内の流通などを行っているOMMU DistributionのFacebookページを見ていると(ショップの方のサイトは全く更新されないので)、世界中のカルチャー系の雑誌がずらり、日本の本もちらほらあったりして、世界中でこういうのを好きな人って同じようにいるよなあと感心してしまいます。
 このページが東京と言われてもNYと言われても、ベルリンと言われても別に驚かない、そんな感じ。

 もっとギリシャっぽい本があったらいいなあと思いつつも、自分が共有できる感覚がここにもあることがとてもうれしいのです。